
先日AI(人工知能)と対局した韓国の李九段が話題になりましたが、日本の囲碁の世界でも、すごい金字塔の達成が間近になりました!が2016年4月20日に達成されました!
おめでとうございます♪
史上初の七冠!
その史上初の「七冠」を達成させようとしているのがさせたのが、井山裕太(いやま ゆうた)棋士です。
将棋の世界では羽生善治さんが七冠を達成しています。
となると、囲碁を知らない素人でも“史上初の七冠”には興味津々になります。
一般の人にはなじみがない世界ですが、七冠っていうのは、優勝賞金も大きいですし、となると、年収もすごいことになりそうですね。
まぁ、ちょっとやそっとではなれないプロ棋士の、それも史上初の七冠!
※速報(4/14追記)
「くろよんホテル」で行われた十段戦第3局では、伊田十段が勝利し、井山裕太さんの七冠は第4局以降に持ち越されました。
頭のスポーツと言われる囲碁ですが、いったいどんな頭をしているのか・・・天才なんでしょうね、当然(;^_^A
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井山裕太のプロフィール

出身地:大阪府
誕生日:1989年5月24日(2016年4月現在26歳)
身長:164㎝
体重:51㎏
石井邦生九段門下生
お祖父さんがアマチュア囲碁の高段者だったそうですが、井山さんが囲碁を覚えたのは5歳の時で、それもお父さんが買ってきてくれた囲碁のテレビゲームだというから、やっぱり平成っ子ですね(笑)。
その後1年で3段、小学校3年生の時には全日本こども囲碁大会の初代優勝者となり、日本棋院関西総本部の院生になっています。
井山裕太さんは、なんと中学1年生の時にプロデビューを果たしていますが、海外遠征試合などもあり中学は結構お休みがちだったんだとか。
そのために、学校の勉強についていけなくなり(マジか)、囲碁一本に絞って中学卒業後は高校進学はしなかったようです。
かつて将棋の故・米長邦雄(永世棋聖)は、東大出身の3人の兄に対して
俺より頭が悪いから東大行った
と言ったという逸話もあるくらいなので、将棋同様、囲碁もプロ棋士になるのは高校進学より厳しかったのは想像できます。
16歳になると飛び級で4段から7段に史上初の飛び級昇段もしています。
小さい時から、飛びぬけていたことが分かりますね。
井山裕太の七冠賞金や年収がすごい!
井山祐太さんが賞金ランキング3位になったのが、2010年で5648万円でした。
2011年、日本棋院における最多勝利、最多対局で総額は9151万円で賞金ランキング1位になります。
2012年:五冠を達成、賞金総額は1億620万円で、初の賞金1億超え。
2013年:六冠達成、賞金・対局料の総額が史上最高の1億6461万円。
2015年:六冠達成
そして、2016年七冠を目の前にしています。
以下が、七冠の内容と賞金額です。
名人戦(朝日新聞社 3300万円)
本因坊戦(毎日新聞社 3200万円)
王座戦(日本経済新聞社 1400万円)
天元戦(新聞三社連合 1300万円)
碁聖(新聞囲碁連盟 800万円)
十段戦(産経新聞社 700万円)
七冠目となる十段戦五番勝負(産経新聞社)出場を決めた時の棋譜がこれです。
十段戦に勝利した場合、七冠で優勝賞金だけで1億5200万円です!
その他にも阿含・桐山杯のタイトル賞金1000万も含めると、これで1億6200万円です!
ギャー!!
タイトル賞金の他に当然対局料というのもあるので、それだけで年収もやっぱりすごいことになります。
現在、日本棋院所属の現役プロ棋士は330名(女流棋士64名)で、その最高峰と言えるのが井山裕太さん!
野球やサッカーなどと同様、将来のプロ棋士を目指す子供たちに夢を与えるために、これくらいの年収はあって欲しいですね(笑)。
プロ棋士になるには
プロの棋士になるための登竜門といえば、公益財団法人「日本棋院」の院生になること。
院生になる条件は結構厳しくて、募集は14歳を迎える年度までで、その時に6段くらいの実力が必要なんだそうです。
14歳といえば中学生ですが、アマチュアでも6段というのは、もうメチャクチャ強い!!
で、まず3か月試用期間があって、ここでも師範が継続しても無理そうと判断した場合は、そこで終了となっちゃうんですねぇ。
まだ子供なのにかなり厳しいともいえますが、早めに才能のあるなしや、能力の限界を見極めてもらった方が、将来の人生設計のためにはいいのではないでしょうか。
井山祐太の元妻の美人女流棋士画像!
井山祐太さんは2012年の5月に、女流棋士の室田伊緒(むろた いお)さんと結婚しました。
室田伊緒さんのプロフィールを見ていただければ分かりますが、なんと2人は生年月日が全く一緒!
で、お互いの誕生日となる5月24日に入籍したんですね。
杉本昌隆七段門下で女流棋士番号は35で女流2段の棋士ですが、棋士と言っても、囲碁棋士ではなくて、将棋の棋士です。
将棋も囲碁も、棋士というから、素人にはこんがらがってしまいます(笑)。

出身地:愛知県春日井市
誕生日:1989年5月24日(2016年4月現在26歳)
高校:愛知県立春日井南高等学校
大学:愛知淑徳大学卒業
こちらが、その美人棋士・室田伊緒さんです。
ひょっとしてノーメイク?
ってことはないでしょうが、ナチュラルメイクでとても清楚な感じで、美人というより可愛い感じの人ですね。
室田伊緒さんが、歌手の山下達郎さんに目元や顔の輪郭が似ているからか、山下達郎さんと竹内まりあさん夫妻の娘さんではないかというデマも飛んだみたいですが(笑)。
個人的には似てないと思います(*’ω’*)。
これは、2人の結婚式の様子ですが・・・。
残念ながら、この2人は、2015年末に離婚していました。
お子さんもまだいなかったし円満離婚だったらしいですが、囲碁の超一流棋士と将棋の美人女流棋士というビッグカップルだったので、ファンががっかりしたのも頷けます。
将棋も囲碁も、「どんだけ頭いいの~」の世界ですし、普段どんな会話をしてたんでしょう。
今更だけど、ちょっと気になったりします。
多忙によるすれ違いが離婚理由ということですが、お互い対局で地方や海外遠征なども多い世界でしょうし、どうしても2人でいる時間が少なくなってしまったんでしょうね。
井山祐太の十段戦日程
井山祐太さんは、2016年4月現在、棋聖、本因坊、碁聖は4連覇、名人は3連覇しているというから、快進撃がいかにすごいか分かりますね。
最終戦の十段戦5番勝負の第3局は、長野県信濃大町「大町市くろよんロイヤルホテル」で4月14日に行われ、残念ながら、伊田篤史十段に負けてしまいました。
伊田篤史十段は、朝食も昼食も完食したのに対して、井山裕太さんはどちらも半分程度しか食べなかったようです。
それほど緊張していたということなんでしょうか。
素人には分りませんが、リラックスしていた分、伊田篤史十段が有利に働いたのかな?
なんて思ってしましました。
まぁ、あまりお腹がいっぱいになると、眠くなって頭が回らないかもしれませんが(笑)。
十段戦はあと2局を残していますが、
4局目は4月20日(水)、もしここで、井山さんが負けたら5局目は4月27日(水)で、いずれも場所は東京千代田区の日本棋院です。
2勝1負となった井山裕太さんが、出来れば4局目で決めて欲しいですね~4局目に七冠を決めることが出来ました。
伊田篤史さんには申し訳ないですが、井山祐太さんには是非、史上初の七冠を達成して欲しいと思ってしまう今日この頃です(笑)。
飛びぬけて強い井山裕太さんが、圧倒的に有利と言われていましたが、一矢報いた伊田篤史さんもさすがでした。
もしかして、囲碁っておもしろいかも~(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました(^▽^)/。
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